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病状報告と… 富士通 LIFEBOOK PH75/GN [ノートパソコン・サブノート]

昨年(2011年)、最愛の家族だった猫のジェニィと末期ガンだった母をたてつづけに失い、そのショックで左目の視力を失ったことはほかのブログやウェブサイトでもお知らせしたとおりです。つい最近、女優の川島なお美さんがご主人であるパティシエのトシ・ヨロイヅカ氏が片目を失明していることを公表されました。僕の目の病気も同じものです。網膜中心静脈閉塞症(もうまくちゅうしんじょうみゃくへいそくしょう)、網膜静脈分枝閉塞症(もうまくじょうみゃくぶんしへいそくしょう)と呼ばれる眼の周りの血流の詰まりなどによって眼底出血などを起こす病気です。最悪の場合は両目とも光を失ってしまうケースも多いようです。網膜の一番太い静脈はいくつかに枝分かれしますが、その大元の静脈がつまるのが網膜中心静脈閉塞症、枝分かれしている静脈がつまるのが網膜静脈分枝閉塞症です。僕は後者の網膜静脈分枝閉塞症との診断でしたが、手術できない場合でも投薬治療などで半年から一年程度で治癒するケースもあるそうです。その言葉を信じて東京医大へ通院したのですが、網膜が傷ついてきてしまったからこれはもう治らないと最後に言われてしまいました。レッスンに通ってきている生徒さんが井上眼科クリニックという眼科専門の治療で有名な病院があることを教えてくれました。今年2012年に入って、井上眼科クリニックに最後の望みを託してセカンドオピニオンを受診しました。すでに遅かったのか「網膜自体が傷ついてしまっているのでこれは私も治らないと思います…」と宣告を受けてしまいました…。治らないだけではなくまだ出血する危険や合併症を起こす可能性があるとのことでそれを防ぐための手術も受けました。結果、視力が回復する希望はありませんでしたが、さらなる悪化の可能性を示唆してもらいそれを防いでもらえたのでセカンドオピニオンにふみきってよかったと思っています。裸眼では都内の雑踏を歩くのは困難になりましたので、井上眼科クリニックで処方箋を書いてもらってジョンレノン風なメガネも作りました。幸いなことに私の場合、外から見たのではまったく異常がないように見えるので音楽レッスンも今まで通り続けられています。まあ…本人は片目しか見えていないので支障ありありなんですが(笑)、私が話さない限り、生徒さんは私の目の病気にはまず気がつきませんので嫌な思いをさせたり気を使わせずにすんでいます。

富士通LIFEBOOK PH75GN 久しぶりの更新は、サブノートの方のパソコンを買い換えた話から。今まで数十台買い替えてきたノートパソコンのうち半分くらいは富士通のFMVだと思う。このブログでもボソッとつぶやいたことがあるが、もしかしたらパソコン事業から撤退する気かと思わせるくらいに富士通の製品に活気がなくなった時期があった。単に安いだけでほかになんのとりえもない新製品ばかりが続くので、富士通ファンだった僕もパナソニックやNEC、SONYの製品に乗り換えざるをえなかった。モバイル用途のサブノートとしては、SONYのVAIO TypeP をここしばらくは毎日持ち歩いていたのだが、どうにも非力すぎて仕事に使うのは無理と言う判断に至った。サイズや重量は持ち歩くのには申し分なかったが、少なくともネットブック向けのAtomプロセッサを載せているパソコンは安いけれど僕の仕事に使うには無理がある。今回パナソニックから出た新制Let's NOTEはなかなか魅力的だったのでかなり心ひかれたが価格とのバランスを考えると決定打に欠けたので、結局、数年ぶりに富士通製品を購入することになった。富士通直販サイトのWEB MARTで購入するのも数年ぶりだが、富士通パソコンユーザーの Azby Clubから 23%オフ(製品によっては25%オフ) と言うメールが来たのが決め手になった。

富士通LIFEBOOK PH75GN 購入したのはモバイルノートの「LIFEBOOK PH75/GN」(型名:FMVP75GN58)。カスタムメイドの構成は、Windows7 Professional 64ビット、Core i5-2520M プロセッサー、メモリ8GB、ドライブはSSDでは容量が足りないので 640GBのハードディスクを載せた。スーパーマルチドライブ、Webカメラ、無線LAN(IEEE 802.11b/g/n準拠)、WiMAX、BluetoothVer3.0 内蔵。光学ドライブをはずしてモバイルマルチベイ用カバーを装着すれば重量が約1.17kg。この構成で12万円程度だから国内メーカーのサブノートとしてはかなり安い。各メーカーから出ている UltraBookのほうが安いという見方もあるだろうが、SSDはまだ高価でほとんどが128GB。256GBのSSDを載せると価格はかなり跳ね上がる。なおかつ海外メーカーの UltraBookの重量はいいかげんらしく公称値よりもかなり重いと言う噂も多い。128GBのSSDで十分なユーザーなら東芝の UltraBook、それで足りなければ、やはりパナソニックのレッツノートかソニーのVAIO Z というのがモバイラーには最適な選択かなと思う。と言いつつ富士通製品を選んでしまったけれど(笑)。高額なサブノートなら東芝が過去に出したRX1、RX2 くらいずば抜けて軽量薄型でないと僕は納得できなかったからだ。


SONY VAIO typeE (VPCEB4AGJ) [ノートパソコン・サブノート]

ソニー VAIO typeE(VPCEB4AGJ) USB VAIO typeE 本体左には、eSATA と共有のUSBスロットが一つ。その右は、ExpressCard の拡張スロットだ。そうか…忘れていたけど、PCカードスロットも ExpressCard におきかわってしまったんだね。ワイヤレスUSB の拡張カードを買い換えなくちゃならないかな。
VAIO typeE のハードはまあなんとか我慢するとして、問題は、Windows7の64bit版だ。ソニーは特に64bit版に力を入れているようでパーソナルユーザー向けには64bit版しか購入時に選択できなかった。4GB以上のメモリーを目一杯利用できるだけでも64bit版にする価値はあるはずなのだが、64bit版でネイティブ動作するアプリケーションソフトはまだ少ない。なおかつ今までWindowsXPで使っていたソフトや周辺機器に関しても、Windows7の64bit版ではまともに動かないものがあふれてしまった。Windows Vistaまでは互換性で問題がこんなに出たことはないので、Windows7の問題と言うよりは、64bit版が問題なのだろう。事実、Windows7 32bit版ではなんとか動いた旧アプリケーションも64bit版ではインストールすらできなかったソフトもある。プリンターや拡張カード類は64bit版のドライバが用意されているものも多いのでなんとかなったが、アプリケーションソフトは買い直すなりバージョンアップしないとほぼ全滅に近い。

ソニー VAIO typeE(VPCEB4AGJ) USB 本体右側には、USB スロット(端子)が手前に三つ。向こう側には、ブルーレイドライブがあるので、マウスなどの入力機器を使う時は、ドライブの開閉やUSBコネクタがかなりジャマになる。Bluetooth が内蔵されているのでマウスもBluetooth対応製品を使うとか工夫しないと使いづらそうだ。このVAIO type E は、拡張コネクタ類は背面には一切付いていない。その分、本体の厚みがなくてスリムなデザインになっているので、今までの NEC ノートよりも軽いこともあって移動するのは楽そうだ。プリンタは、キャノンの以前の機種で、MP810 と iP4300 の二台を相変わらず使っているが、こちらは二台とも Windows7 64bit版のドライバーが出ているのでそのまま使えるので安心した。ただし、以前に紹介したことがあるキャノンの無線プリントサーバーの NetHawk WP100 は、Windows7 そのものに未対応なので今のところ有線で使うことになりそうだ。


SONY VAIO typeE (VPCEB4AGJ) [ノートパソコン・サブノート]

ソニー VAIO typeE(VPCEB4AGJ)ソニー VAIO typeE(VPCEB4AGJ)

今まではなんとかWindowsXPプリインストールのノートパソコンを見つけて購入してきたけれども、ほとんどのノートパソコンがWindows7プリインストールになり、メインのノートパソコンもとうとうWindows7になってしまった。今回購入したのは価格と機能のバランスで選んだSONYのVAIO typeE(VPCEB4AGJ)。Core i5-480M(2.66GHz)ハードディスク750GB、メモリー4GB、Blu-ray(ブルーレイ)ディスクドライブを載せて、Windows7 Professional にしてみた。メインで長時間使っているパソコンだとキーボードがかなり汚れるし、キーの文字が消えてくると最近は下取りのさいに減額されるので、キーボードウエア(VGP-KBV3/L) も一緒に購入。さすが純正品で、汎用品のキーボードカバーとは別物で違和感なく使える。
ここ何年かはずっとメーカー直販のノートパソコンを選んできたが、価格は安いがまったくおもしろくなくなってしまった富士通や高額なわりにパーツ選択の自由度が低いNEC、高くて堅くて重くなってしまったパナソニック、ビルトトゥーオーダーに対応していない東芝…としぼって行った結果、VAIO typePに続いて今回もSONYになってしまった。パソコンを買い換えたくなった一番の理由は、ハイビジョンの動画を編集してDVDに焼くことが増えたので、内蔵のハードディスク容量をはじめ、ハイビジョンの大きなファイルを扱うのに見合ったスペックにしておきたかったこと。ただ腐ってもNEC(失礼…)、メインで使っていたLaVieGタイプCと比べると、今回のVAIO typeEはかなり見劣りする。ファンクションボタンとは別に用意されたメーカー独自の機能ボタンもLaVieGタイプCの方が便利だったし、ボリュームコントロールのダイヤルスイッチが本体の外側についているのは想像以上に役にたった。たいていのパソコンはファンクションボタンでボリュームを上下させるしかないからだ。USBなどの拡張コネクタの配置も絶妙で、あとは光学ドライブが一般的な本体右側ではなくて、左側に搭載されていたら百点満点のノートパソコンだった。


SONY VAIO typeP OCN高速モバイルEMで不具合 [ノートパソコン・サブノート]

Covia モバイルルータCMR-310 FirstKitchen 前回の続きで場所は渋谷のファーストキッチン。
VAIO typeP に内蔵されているFOMAの通信モジュールを試したついでに、OCN高速モバイルEMもここで試してみることにした。今までにもこのファーストキッチンの店内でOCN高速モバイルEMを使ったことはあるのだが、Covia(コウ゛ィア)のモバイルルータCMR-310にUSBデータカードをさして利用していた。時々接続が切れてしまったりして電波状況が最良とは言い難いがまったく使えないということは今までなかった。だが今はまったくつながらない。今回は初めて、OCN高速モバイルEMで使っているイーモバイルのUSBデータカードD22HWを直接VAIOにさして試してみたのだ。

SONY VAIO typeP VGN-P91S FirstKitchen 納得が行かないまま、帰宅してから再度試してみることにした。モバイルルータCMR-310経由では使っていたが、VAIOに直接さした状態では自宅でも試したことがなかったのだ。自宅でもVAIOに直接USBデータカードをさした状態ではつながらなかった。OCN高速モバイルEMのユーティリティの画面をよく見てみると、単につながらないだけでなく「圏外」の表示すら出ていなかった。どうやら、USBデータカードをVAIOが認識できていないらしい。これは、VAIOとイーモバイル(OCN高速モバイルEM)のデータカードとの相性だろうか?VAIO typeP に FOMAの通信モジュールを内蔵していることが原因ではないかと最初は疑ったが、最終的にはそれは無関係だとわかるのだが…。
イーモバイル(OCN高速モバイルEM)のユーティリティを何度かインストールし直してみたが改善は見られない。一連のインストール作業の中でユーティリティと一緒にUSBデータカードのドライバもインストールされているはずなのだが、それがうまく入っていないのだと想像できてきた。いつものように試せることは試しつくしたのであとは不本意ながらサポートに頼るしかない(笑)。一応、OCNとイーモバイル両サイトのサポートページは確認しておいたのだがそれらしき症例は出ていなかった。VAIOとの相性が悪いという報告も特に見つけることはできなかった。
とりあえず、OCNのサポートにメールで同じ症例がないか問い合わせてみた。OCNからの回答は、OCN高速モバイルEMについてはユーザーの環境ごとにイーアクセスでサポートするのでそちらへ問い合わせてほしいとのことだった。ふーむ…EMOBILE(イーモバイル)ではなくてeAccess(イーアクセス)の方でのサポートになるのか…。OCNからの回答メールにも問い合わせ先は書いてあったのだが、この機会にイーアクセスのサイトものぞいてみることにした。
VAIO typePは今はまだWindows Vistaで動いているのだが、イーアクセスのサポートページにWindows7で似たような症例を発見!サポートに問い合わせなくてもすむかも…。OSは違うけど、ダメもとで試してみる価値はありそうだ。



本来は一連のユーティリティのインストール作業の中でUSBデータカードのドライバもインストールされるはずなのだが、Windows7ではユーティリティインストール後にパソコンを再起動してからUSBデータカードD22HWを一度抜き差しするようにとの説明があった。すると通常は自動起動のウィンドウがまた開くのでそこからもう一度インストールをし直すことでUSBデータカードのドライバが正常に入るらしい。WindowsVistaだったけれど、このFAQにあった手順でうまく行った。ユーティリティ上の圏外などの電波状況も表示されるようになった。
パワーユーザーからするとなんでデータカードの抜き差しをするくらいのことに気がつかないのかと思われるだろうがこれには理由がある。何度か抜き差ししても開くのはインストール画面ではなくて、フォルダを開くなどの手順を選択する自動起動のウィンドウなので再インストールが必要なことに気がつかないのだ。このUSBデータカードD22HWは、USBメモりの機能も持っているので正常にインストールされていたとしても自動起動の画面が開くのは当たり前だからだ。こんな説明ではわかりづらいと思うが、要するにデバイスマネージャーできちんと確認でもしないかぎり、あたかも正常にインストールできているのではないかと錯覚してしまう状況だったのだ。


SONY VAIO typeP VGN-P91S FOMA通信モジュール [ノートパソコン・サブノート]

SONY VAIO typeP VGN-P91S ウォールマウントプラグアダプターSONY VAIO typeP VGN-P91S ウォールマウントプラグアダプター

VAIO typeP のバッテリーの持ちがカタログ値の半分程度しか持たないと前の記事で書いたが、電源周りではほかにも困ったことがある。バッテリーの自然放電が激しいのか、時間をあけて使うとバッテリーの消耗がいちじるしい。まだ半分くらいバッテリー容量は残っているだろうと思って、いざ開いてみるとバッテリー切れということも多い。Let's NOTEや東芝RX1では数日間使わなくても残っていたバッテリーが空になっていることなど考えられない。この辺が同じサブノートでも価格差なのかな。ただ前回も言ったように、ACアダプタが非常にコンパクトで軽量なのと、ウォールマウントアダプタが折りたたむとフルフラットな形状になるので持ち運んでもジャマにならない。これらを持ち運ぶことでバッテリーの弱点は補える。左の写真、左側がVAIO typeP のACアダプタ、右に写っている一回り大きいのが東芝RX1 のACアダプタ。右の写真がウォールマウントアダプタを折りたたんだところ。左に写っているのは、市販のダイヤテック製の2ピンメガネ型→コンセント変換プラグ「YL-1113L 」と言う製品でウォールマウントアダプタとまったく同じように使えるが、プラグを折りたためないので小型のわりに持ち運びしやすいとは言えない。



SONY VAIO typeP VGN-P91S docomo FOMASONY VAIO typeP VGN-P91S docomo FOMA

このVAIO typePを購入した時は、ちょうどFOMAの通信モジュールが無料キャンペーン中だったので搭載することにした。UQ WiMAXが思ったほど使えなかったのでFOMAの電波網がどれくらい使えるのか試してみたくて仕方なかったのもある。FOMA回線を利用するためには、docomoの定額データプランに申し込まなければならない。すでにインターネットに接続できる環境があれば、VAIO typePからインターネットで申し込みすることができる。
11月17日の午後にインターネットで申し込み、11月19日のお昼に書留の封筒が届いた。届いたdocomoからの郵便物にはFOMAのSIMカードなどが入っていた。このSIMカードをVAIO typePに取り付ければFOMA回線を利用することができるようになる。



SONY VAIO typeP VGN-P91S FirstKitchen UQ WiMAXやイーモバイルほどではないにしてもパソコン用のFOMAも期待していたほどは感度がよくなかった。音楽スタジオ内では非常に電波状況は微弱でつながることはつながるのだが、パソコンを置く場所によっては圏外になってしまう場合もあった。渋谷の宮益坂にあるファーストキッチンの窓際で使っても電波状況は最良とは行かなかった。このさいだから、OCN高速モバイルEM もファーストキッチンで使えるかどうか試したのだがまったくつながらない?そんなばかな!


SONY VAIO typeP VGN-P91S [ノートパソコン・サブノート]

SONY VAIO typeP VGN-P91SSONY VAIO typeP VGN-P91S キャリングポーチ(ホワイト)VGP-CPP1/W/WP

先月、やっと ソニースタイル で購入した VAIO typeP VGN-P91S が届いたので使い始めた。ノートパソコンばかりをパソコンを使い始めて15年以上ずっと買い換えたり、買い足したりして使ってきたが、実は、ソニーの VAIO を使うのはこれが初めて。初期の頃は、ソニーパソコンも独自仕様のような部分が多く問題が出ることが多かったし、それが落ち着いてからは、生産拠点が変わったせいか品質が極端に落ちたという話しもあって、今の今まで手を出す機会がなかったのだ。

SONY VAIO typeP VGN-P91S VAIO typeP は、日常的に持ち歩くサブノートとしてはサイズはいい。液晶パネルを開いてもB5サイズの一般的なサブノートの半分も高さがないので、カフェなどで使っていてもパソコンしてますよ感がなくていい。僕のように人の目が気になるユーザーでも、外で開いても恥ずかしさがない(笑)。だけれどもこの解像度は異常に見づらい。東芝RX1のワイド画面がサブノートとしてはものすごく見やすかったのでそれになれてしまったせいもあるかもしれないが、スマートフォンや携帯電話のそれと比較しても見づらいのでVAIOのこの解像度はマイナスだな。それと予想通りというか、個体差があると思われるが、外装の塗装が相変わらずあらい。ずっと前にデジタルカメラのDSC-M2の塗装が新品なのに穴だらけという話しをしたがそれとまったく同じ。デザインがおしゃれなだけにちょっとした傷などが異様に目立つのだ。外装が傷つきやすいと言うことではなくて、塗装の内部と言うか下地の問題。購入したモデルの本体色はパイライトゴールド、キーボードのカラーはダークブラウンを選択。

SONY VAIO typeP VGN-P91S バッテリーの持ちはこの種のノートとしては最悪も最悪で一昔前のサブノートのようだ。標準的スペックのモデルで標準バッテリー使用時の公称値が4時間~4.5時間となっているが、僕の購入したモデルではその半分程度という感じだ。CPUもディスクドライブもその時点での最高スペックのものを載せたので、実際それくらいが当然なのかも知れない。
ただ、ACアダプタが非常にコンパクトで軽いのと、ウォールマウントアダプタがよくできているので、それを持ち歩くことでカバーはできる。SONY Styleで購入したのは、オーナーメイドの WindowsVistaモデルだが、起動は気が遠くなるほど遅い。すべての常駐やサービスがきれいに起動するまでに2分以上かかっているんじゃないだろうか。常駐しているソフトのせいかも知れないので、ウィルスソフトなどをほかのものに変えてみていつか試してみたい。処理能力も当然ながら恐ろしいくらいに低い。流行りのネットブックと呼ばれるノートパソコンもみんなこんな感じなら僕はぜったい買わないだろう。パソコンと言うよりもインターネット端末だ。DTPや画像や動画の編集には荷が重すぎる。遊び道具としては非常によくできているし、ちょっと大きなメール端末だと思えば納得できる。
とは言うものの、いつ使うかわからない東芝RX1やLet's NOTEを持ち歩くよりは、普段はこのVAIO typePをバッグに放り込んでおく方が荷物の負担がかなり減るので持ち歩く機会は増えそうだ。外出先で必ずパソコン仕事をするのがわかっているとか宿泊に持って行くならこれでは役不足なので、価格がそこそこ張るような一般的なサブノートパソコンを持って行くだろうけど。
久々に辛口な部分もあるコメントになってしまったけれど、それでもVAIO TypePは魅力的な端末だ。ソニーのパッケージングのうまさだろうな。より詳細なレビューは次回以降で。


UQ WiMAX Try WiMAX モバイルブロードバンド迷走中 [ノートパソコン・サブノート]

UQ WiMAX TryWiMAXUQ WiMAX TryWiMAX UD01NA

OCN高速モバイルEMのEMOBILE(イーモバイル)が僕の行動範囲では期待していたほど使えなかったので、今度は、UQ WiMAX を試してみることにした。15日間無料で試せるTry WiMAX にインターネットから申し込んでみた。端末も選べるし、宅配の時間指定もできるのでユーザーとしてはありがたいサービスだ。選んだ端末は、NECアクセステクニカ製の「UD01NA」。USB接続でコネクタが自由に向きを変えられる通信アダプタだ。USBコネクタを収納できないのは不便だがコネクタの向きの自由度で選んでみた。

UQ WiMAX TryWiMAX UD01NAUQ WiMAX TryWiMAX UD01NA

UQ WiMAXのTryWiMAX は、15日間好きな端末を借り受けて自由に試せるサービス。量販店などでも受け付けているが、インターネットから申し込んだ場合は、貸出開始日は「配送手配日」となるので、丸々15日間利用できるわけではないが行動範囲の電波状況を確認するには十分だ。端末の返却は、利用期限までに宅急便か郵パックの着払いで返送する。今回借り受けたNECアクセステクニカ製の「UD01NA」も、前のEMOBILEのUSB端末と同様に本体内にインストールに必要なファイルが含まれているのでノートパソコンにさすだけでインストールのウィザードが起動する。

UQ WiMAX Connection Utility インストールが完了するとデスクトップに接続ユーティリティーのアイコンが出来る。ユーティリティーを起動してみた画面が左の写真。EMOBILEの時と同様に電波が届かない場所で圏外だと、接続ボタンもグレーアウトしたままでアクティブにならない。そう、まずレッスンに使用している音楽スタジオでは、UQ WiMAX は、まったく使えなかったのだ。どこにどうおいても圏外のまま。自宅では使えたが最高に電波状況がいいとは言えない。新宿のホテルなどでも使ってみたが、電波状況は微弱でストレスなく使えるという感じではなかった。個人的感想としては、UQ WiMAX は、モバイラーにとってはまだまだと言うよりもほとんど使えない感じだ。この程度の電波状況では使えたとしても期待する速度に届かないのは計測するまでもない。

UQ WiMAX TryWiMAX UD01NA covia CMR-310 ちなみに先日から使っている covia CMR-310 のモバイルルータにさしてみたが当然ながら認識さえしなかった。EMOBILEもまだまだつながらない場所は首都圏でも多いが、UQ WiMAX は、それ以上につながらない場所が多かった。携帯電話の3G の電波は元々屋内には届きにくいと言われているが、それでも SoftBank 携帯ではつながらない場所や速度が極端に落ちる場所というのはほとんどない。3G携帯電話はかなりデータ通信には使いやすいのだが、ノートパソコンと接続しての通信料金が高額なのでデータ通信には使わない。あくまでも個人的な利用環境に依存した話だけれど、今の時点では、モバイルルータ化したWILLCOM(ウィルコム)端末が一番たよりになる。結局、EMOBILE も UQ WiMAX も電波状況が良好でなければ、その能力を発揮してはくれないのだ。
先日ブログにも書いたようにソニーの VAIO TypeP を注文してある。docomo(ドコモ)のFOMA HIGH-SPEED に対応したワイヤレスWAN 搭載モデルにしたので、今度はdocomo(ドコモ)の通信網に期待したい。WindowsVistaモデルを9月に注文したのに手元に届くのはなんと11月15日ころの予定だ。
SONYStyleでのオーナーメードモデル(カスタマイズモデル)は仕様によって納期にずいぶんと差がある。CPUやらストレージやらの選択項目では在庫切れになっていなくても、本体小計の表示で「本構成は選択できません」と出て購入できない場合もある。ソニーにメールで問い合わせたところ、パーツの在庫が入荷次第、随時追加しているのでしばらく待てば購入できるようになる場合もあるとのこと。
実際、docomo(ドコモ)の通信モジュール(ワイヤレスWAN & GPS)が無料で搭載できるキャンペーン中に注文したのだが、「SSD 約256GB」との組み合わせで注文しようとしても「本構成は選択できません」と出てしまってレジへ進めなかった。メールで問い合わせた数日後に試してみたら購入できるようになっていた。


ノートパソコンを続けて修理に出してみる!NEC編 [ノートパソコン・サブノート]

NEC LaVieGタイプC  PC-GL18ESYG5 NECのLaVieG タイプC は、120GBのハードディスクを二台搭載するRAID(レイド)構成のちょっとユニークな大画面ノートパソコンだった。ところがこのLaVieG タイプCは買ってすぐに液晶画面にチラツキが出るようになって修理に出すことになった。この一度目の修理の話しや LaVieG タイプC の紹介は、このブログでずいぶん前に書いたので、興味のある方はそちらを見ていただきたい。こういう現象で修理に出すのはかなり迷うことが多い。液晶が明るくなったり暗くなったりチラチラするくらいではパソコンがまったく使えない状態ではないからだ。だけど、結果的に僕はこのチラツキのせいで神経や目の持病が悪化してしまった。軽度の脳梗塞(のうこうそく)のような症状で、CTスキャンやMRIの精密検査を受けに行ったこともある。詳細は省くが、テレビアニメを暗い部屋で見ている子供が倒れたりした現象をニュースで見たことがあると思うがそれと同じようなことがパソコンで起こったのだと思う。僕のケースは特別だとしても、小さな不具合であってもパソコンは必ず修理に出すことをおすすめする。
その一度目の修理では、LCDケーブル(液晶ケーブル)の劣化(れっか)が原因と言うことで交換になったのだが、修理から返って来て三ヶ月を過ぎた頃からまた同じように画面がちらちらし始めた。たしかにノートパソコンのヒンジまわりは問題が起きやすい部分だが、大画面ノートはモバイル用途のサブノートとは違ってすえおきで使っているので手荒に扱ったりするわけでもないのにこれはいったいどうしたことだろう。ケーブルが劣化しやすい粗悪なパーツなのかパソコン自体の設計に問題があるのか。前にも言ったがとにかくNECのノートパソコンに関しては液晶画面のチラツキの症例が僕の知るかぎり非常に多い。残念ながらNECのノートパソコンは今後は購入の候補からはずすことになりそうだ。初心者ユーザーが喜びそうな外見上のしっかり感ではNECのパソコンは見るべきところがあるのだが、使っていると信頼性に欠ける部分が多くて残念だ。
このLaVieG タイプCは、RAID(レイド)構成がユニークで購入したのだが、昔から愛用しているソフトの「Acronis True Image」や「Acronis Disk Director」の一部の機能が使えないこともあとになって気づいた。この二つのソフトがフルに使えないとOSの再インストールなどのさいに膨大な時間と労力がかかってしまう。CドライブとDドライブのパーティションサイズを変更したいと思ってもOSを最初からリストアしなければならず、NEC独自の再セットアップ用ディスクを作っておいてそこからリストアするしかないなど条件もあって非常に使いづらい…。まあこれはNECの製品のせいではなくて僕が確認しなかったのが悪い。


NEC LaVieGタイプC  PC-GL18ESYG5 メーカー直販の3年保証も今年いっぱいで切れてしまうので今のうちに修理に出した方がいいだろうと思って、NECサポートの121コンタクトセンターに電話を入れることにした。NECの修理申し込みは、前の記事の東芝のようにメールやインターネットで修理を依頼することはできない。有償修理など場合によってはインターネットからの申し込み方法もあるのだが、メーカー直販の長期3年保証については電話でまず問い合わせることになっている。前にも書いたが修理に出す手順は、僕が購入したパソコンメーカーの中ではNECが一番手間がかかるのだ。メーカー直販の長期保証書を標準の保証書に貼付けたり、3年保証のシールをパソコン本体に貼ったり、チェックシート(他の紙でも可)に記入する準備が必要になる。
前に一度修理に出しているので僕の場合はチェックシートに必要なことを記入するだけですんだ。顧客データは電話で問い合わせた時点できちんと管理されているので、それほど神経質になる必要はない。最低限、名前や住所などの連絡先と簡単に不具合内容、それにハードディスクをフォーマットした場合にデータが消えてしまうことに同意するという点だけ押さえておけば問題ない。
121コンタクトセンターの電話番号は一つに統一されているのでわかりやすいのだが、電話で問い合わせる時はプッシュボタンで選択していって目的の部署へたどりつくまでが多少やっかい。サポートでは修理や問い合わせの履歴も残っているので、前と同じ症状が出ていると告げると今回はスムースに修理の案内に入ってくれた。前回もそうだったがNECの修理は121コンタクトセンターへの問い合わせでは完結しない。このあとに修理担当の受け付けから折り返しの電話連絡を待たなければならない。この折り返しの電話でピックアップサービスの引き取り希望日などを伝えることになる。
9月18日の金曜日にピックアップサービスの宅配が修理の引き取りに来た。いつだったか、はっきり日にちを覚えていないが、帰宅すると留守番電話にNECの修理担当者から連絡してほしいとのメッセージが残されていた。電話の受け付けはメンテナンスとかで18時までだったのでさらに翌日になってから電話してみた。前回の修理と同じ箇所の不具合を確認したことと、ほかにも不具合箇所があったのでハードディスクを初期化して修理してもいいかという確認だった。こういうところはいかにもNECらしくて安心できる。申請した不具合箇所以外もきちんと点検してくれている証拠でもある。実は、DVDドライブの取り出しボタンの反応が悪くてドライブが開かない時があるのだが修理の時に言いそびれてしまったのだ。それを修理担当者が発見してくれたのだ。もっともサポートに伝えそびれたことでもチェックシートに記入しておけば、たいていの不具合なら修理担当者がチェックしてくれるようだ。

NEC LaVieGタイプC  PC-GL18ESYG5 ちょうどシルバーウィークの連休に入ってしまうので修理できるのは連休の翌週半ばくらいになるだろうと覚悟していた。二度目に電話した時のNECのサポートの女性も、連休が入ったので修理に時間がかかってしまうかもしれないと言っていた。富士通や東芝と同様にNECでも修理状況をインターネットで確認できるのだが、どうせまだ修理は進んでいないだろうと思って進捗状況(しんちょくじょうきょう)は確認しなかった。ところが思いのほか迅速に修理してくれたようで連休の週の土曜日に帰宅してみると修理から戻って来ていた。今回も3年保証の対象なので無償修理だったが、前回の修理と同様に有償の場合の修理料金も納品書に印字されていた。LCDケーブルの交換とDVDスーパーマルチドライブの交換で、44,000円。これ以外にソフト的な不具合があったので、WindowsXP の再インストールも実施されていた。

NEC LaVieGタイプC  PC-GL18ESYG5 修理の保証は三ヶ月ついてくる。つまり、この修理内容で不具合がまた発生した場合、パソコン自体の保証が切れていても修理から三ヶ月間は保証してくれると言うことらしい。NECのパソコンはほんと外観はしっかりしていて頼もしいんだけど、また液晶画面のちらつきはいつか必ず起こるだろうな。ノートパソコンだけをずっと使い続けてきた勘がそう言っている(笑)。9月18日に修理に出して、戻ってきたのが9月26日の土曜日。間に土日や連休が入っていることを考えれば、修理にかかった時間は、ほぼ前回の東芝といい勝負か。もっとも今回のNECの場合は、同じ不具合の二度目の修理なわけだから、これでも多少は配慮してくれた可能性もある。二度目の修理と言うことは重々承知していますと言うニュアンスがサポート担当者の言葉の端々(はしばし)に感じられたので安心感はあった。けれど、修理担当やサポート担当がいくらすばらしくても、製品そのものがしっかりしてくれていることがユーザーが一番望むところであるのは間違いない。サポート面はアウトソーシングである可能性が高いわけだしね(笑)。



買ってから二週間以上も使えなかったモバイルルータの covia CMR-310 の初期不良の問題もやっと解決した。そのCMR-310用にと久々に外付けのエマージェンシーバッテリー製品を買ったり、ずっと手を出せずにいた「ワイヤレスUSB」 機器の特価品を手に入れたり、UQ WiMAX の15日間トライアルの「Try WiMAX」を試したり、「VAIO TypeP」 を我慢できずに注文してしまったりとデジモノブログのネタはつきないのだが…どうせブログに書くのなら誰かの役に立てるようにと詳細に書くのでついつい時間がかかってしまう…。


ノートパソコンを続けて修理に出してみる!東芝編(後編) [ノートパソコン・サブノート]

Coviaモバイルルーター CMR-310 東芝dynabook編、NEC LaVie編と来るからには、パナソニックLet's NOTE編、富士通FMV編と修理レポートを続けたいところだが、そうそうノートパソコンが壊れていたのでは仕事にならない。はるか昔にはパナソニックにも富士通にも修理に出したことはあるがブログに書けるほど状況を覚えていない。
ところでCovia(コヴィア)のモバイルルーター製品に関して検索しているユーザーが多いようなので先に一言だけ報告しておく。CMR-310 を結局購入したのだが、結果から言うと、OCN高速モバイルEM で使用可能だった。ところが使えることだけ確認した翌日は、CMR-310 に問題発生。どうやら初期不良らしい。メーカー販売店とも連休に入ってしまったのでこちらの報告もまた後日。


東芝dynabook SS RX1/W7A 次は、前回修理に出した東芝dynabook SS RX1/W7A の修理報告から。
前の記事で書いたように東芝の修理サービスは非常にスピーディーであった。日曜日にピックアップサービスで宅配業者がノートパソコンを引き取りに来て、翌日の月曜日には修理開始、火曜日には出荷という迅速ぶりだ。ところが、木曜日になっても修理を終えた東芝dynabook RX1 は戻って来ない。遅すぎないかと不安になって確認してみると、宅配の不在票が入っていた。木曜日の朝に一度届けに来たらしい。結局、修理そのものはすぐに終わったが手元に東芝dynabook RX1 が戻ってきたのは金曜日になってしまった。

東芝dynabook SS RX1/W7A東芝dynabook SS RX1/W7A

修理報告書には、液晶ディスプレーの故障と判断、液晶ディスプレーの交換と書いてあった。東芝dynabook RX1を起動してみると、液晶画面はきれいそのもの常時点灯のドット抜けも無数の黒い斑点のドット不良もなかった。液晶パネルそのものを交換してくれたのだから当たり前だ。このきれいな液晶を見ていると、僕の東芝dynabook RX1は最初から液晶不良だったような気がしなくもない。前にも言ったが、液晶のドット抜けなどの不良は、メーカー側でいくつ以上あった場合は不良という基準があって、よほどのことがないかぎりは初期不良交換に応じてもらえないケースがほとんどだ。それを考えると今回はラッキーだったと思いたい。もちろん、サポートにメールで問い合わせた件は、サポートの担当者から東芝PCあんしんサポートの修理担当へ申し送りがされていたのでスムースに修理に入ってくれたのだ。サポートに問い合わせずにいきなり液晶を交換してくれと修理に送っても即対応してもらえるわけではない。面倒でもきちんと手続きをふむことが結果的にはスムースな対応につながることを忘れないでもらいたい。また今回の東芝の修理サービスは一から十まですべてをインターネット上のたった一度のメールのやり取りと手続きだけですませられたのでまったくストレスを感じずに楽にすませることができた。
故障や修理の話題がよくこんなにあるなと思われるかもしれないが、僕がパソコンを利用している時間も長ければ、使っている周辺機器も数が多いせいだろう。もっともこのブログの初期のころ2006年8月に書いた「史上最大の初期不良の想い出」を読んでもらえばわかるが、初期不良に当たるのは僕のさだめなのかも知れない(笑)。


ノートパソコンを続けて修理に出してみる!東芝編(前編) [ノートパソコン・サブノート]

シグマA・P・Oシステム コードリールモバイルマウス[Rotino] SLAMNBL ずいぶん以前にこのブログで紹介したシグマA・P・Oシステムのコードリールモバイルマウス[Rotino] (SLAMNBL)の挙動が急におかしくなった(写真右のブルーのマウス)。マウスカーソルがふるえて思ったように動かなかったりする。最初は、マウス操作をしている場所やマウスパッドが合わないのかと思ったが、思い出してみると今まではマウスパッド無しでもどんな場所でも快適に使えていたはずだ。複数台のパソコンに接続していろんな場所でテストしてみた結果、これはどう考えても故障だという結論にたっした。案の定、インターネットを検索してみると縦には動くが横にカーソルが動かないとかその逆やまったくカーソルが反応しなくなったというカキコミがこの製品に関して非常に多い。
シグマA・P・Oシステムというメーカーはユニークな製品が多いので過去にも何度か製品を購入したことがあるのだが…決まって数ヶ月で壊れるのだ…。今度こそ大丈夫だろうと毎回かなり期待して購入するのだがいつも残念な結果に終わってしまう。

シグマA・P・OシステムSLAMNBL Targus5ボタン・ウルトラポータブル・オプティカルマウス SONY SMU-M10W 結果、モバイル用途では、以前に使っていたTargus(ターガス)の「5ボタン・ウルトラポータブル・オプティカルマウス」に戻ることになった(写真右から二番目のマウス)。久しぶりにソニーのモバイルマウス「SMU-M10W」もひっぱりだしてみた(写真左から二番目)。持ち運びやすさを考えると、意外にこのソニーのモバイルマウスも使いやすい。いくら小さくても一般的なマウスの形状だとカバンの中でどうしても収まりが悪いのだ。その点、このソニー製品のようにフルフラットに近い形状だとどこに入れても収まりがいい。この形状でしっかりスクロールホイールも付いているのだから使いやすさも問題ない。


dynabook SS RX1/W7AシグマA・P・Oシス テムのマウスは保証も切れているので修理には出さないが、修理に出したいのに今まで我慢していたものを二つ出すことにした。一つは、僕のモバイルライフの中でも相当に気にいっているサブノート、東芝dynabook SS RX1/W7A だ。故障というのとは違うのだが、このノートパソコンはパナソニックのLet's NOTEと比較しても高機能なのにかなり低価格で購入できた。当然コストを削っている部分があると思う。そのひとつが液晶のパネル周りだ。液晶とその外枠フレームのすき間から黒いビニールのようなものがところどころはみ出している。液晶自体もシャープや富士通のノートパソコンと比較すると鮮明な感じがなくて安っぽい印象を受けるのだ。半透過型液晶のせいもあるのかもしれないが、技術的なことではなくて、今までノートパソコンだけを何十台も使ってきた経験からそう感じてしまう。

東芝dynabook SS RX1/W7A この東芝dynabook RX1 だが、購入当初はたしかにきれいな液晶だったはずが、使っているうちに黒い斑点(はんてん)のような汚れが無数に出てきた。拭いても取れないところをみると、液晶表面の汚れではなくて、液晶内部のドット不良のような感じだ。おまけにある日突然、ドット抜け(輝点)も発生した。昨日までなかったドット抜けが急に出来るなんてちょっとショックだった(笑)。これも液晶のたわみで出たり出なかったりするようだ。購入した時点での液晶のドット抜けが初期不良扱いにならないのはノートパソコンユーザーであれば周知のことだが、使っているうちに発生したドット抜けやドット不良なのでなんとか保証範囲で直せないか東芝のサポートにメールで問い合わせた。グラフィックドライバを入れ直したりしても改善がなければ修理に出してみてもらわないと判断できないとの回答だった。東芝のノートパソコンの修理はピックアップサービス(宅配業者が自宅まで引き取りに来てくれる)をインターネットから簡単に申し込めるし、修理期間中は逐一メールで修理状況が報告されるというユーザーには利便性の高いサービスになっている。PC i-repairサービス でパソコンや携帯電話からも修理状況の進み具合を確認できるのだ。まあ、どこのパソコンメーカーも修理サポートは十年前とは比べものにならないくらい飛躍的によくなっている。ほとんどのメーカーが修理の進捗状況をインターネットから随時確認できるようになったし、ピックアップサービスは当たり前、修理のスピードも驚くくらいスピーディーだ。ほんの一昔前まではパソコンの修理というと二ヶ月や三ヶ月かかるのが当たり前だったのに、それが今やほとんどの大手メーカーは一週間以内に修理を完了して返してくるのだから驚きである。最近パソコンを始めたユーザーにはこれが当たり前のように思えるかもしれないが、一昔前まではパソコンを修理に出すにはかなり思い切りが必要だった。昔はよかったと言うことも世間には多いがパソコンの修理に関しては今のこの状況の方がストレスが軽減されてぜったいにいい。大手のメーカー直販で購入すれば、3年間の長期保証がついて、保証期間中のピックアップサービスの料金も無料なのだから、高額なパソコンの金額にはサポート料が含まれていると言われても納得できる。

日曜日の午後に宅配業者が dynabook RX1 を引き取りに来て、月曜日の午前中には、「故障箇所診断中です」の修理状況の進捗メールがすでに送られてきた。日曜日に送ったばかりでもう修理に入ったのか!メーカーに修理に出されるパソコンだって一台や二台じゃないだろうに。
火曜日には修理完了して「出荷済です」のメールがきた。ここ最近は富士通やNECの修理サポートもかなりよくなったが、東芝のこの迅速さには驚いた。ほんとうに修理で対応してくれたとすると間違いなく液晶パネルごと交換になっているはずだ。戻って来て修理は不可能でしたなんてことになっていないといいが…。結果は後日このブログで報告します。

NEC LaVieG タイプC PC-GL18ESYG5 さてもう一台修理に出したい製品というのは、購入後まもなく液晶のチラツキで問題になったNECのノートパソコン LaVie G タイプC(PC-GL18ESYG5)だ。以前にブログに書いたとおり、去年2008年の3月に修理に出してパーツの劣化が原因と言うことでケーブル交換で返ってきた。液晶のチラツキもなくなってすごくきれいに表示されるようになったのだが、三ヶ月程度でまた同じ症状が出はじめた。パソコンメーカーによって弱い部分というのは必ずあるもので、NECに関しては液晶画面のチラツキの症例は非常に多い。据え置きで使っているノートパソコンのケーブルがごく短期間に何度も劣化するようでは、故障と言うよりも劣悪なパーツを使っているか設計上の問題があるとしか思えない。今後、NECのパソコンは二度と買う気がしなくなった。去年の記事でも書いたが、NECの三年保証の修理の申し込みは電話でするしかないので面倒なのだが…。


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